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資産形成
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稼いだ工賃をどのように使うか

就労継続支援B型で得た工賃の賢い使い方

就労継続支援B型事業所をご利用の皆さん、そしてご家族や支援者の皆さま、ファイナンシャルプランナーの高橋です。

就労継続支援B型で得られる工賃は、皆さんが日々の活動を頑張って得た大切なお金です。このお金をどのように使うか考えることは、皆さんの将来をより豊かにしていく第一歩になります。

ここでは、工賃の使い道について、3つの視点から分かりやすく説明します。


1. 「今日」を豊かにするお金

まずは、今の生活を充実させるための使い方です。これは、皆さんのモチベーションを高め、日々の暮らしをより楽しくしてくれるものです。

使い道の例:

  • 趣味や楽しみのため: 好きな本や漫画を買ったり、映画を見に行ったり、美味しいものを食べたり。
  • 自己投資のため: 資格取得のためのテキスト代や、興味のある分野の道具代など。
  • 日常生活のちょっとした贅沢: 普段は買わない少し高価な日用品や、好きなカフェでのコーヒー代など。

これらは、日々の頑張りが報われる実感につながり、「また明日も頑張ろう」という気持ちを引き出してくれます。


2. 「もしも」に備えるお金

次に、万が一の事態に備えるための使い方です。突然の出費や予期せぬ出来事に対応できるよう、少しずつ貯金していくことをおすすめします。

使い道の例:

  • 緊急時の備え: 体調を崩した時の医療費や、急な冠婚葬祭の出費など。
  • 大きな買い物への準備: パソコンや電化製品、旅行など、少し高価なものを買うための準備。

毎月の工賃から、無理のない範囲で少しずつ「貯金箱」に入れていくイメージです。月500円や1,000円からでも大丈夫です。少しずつでも続けていくことが大切です。


3. 「将来」を叶えるお金

最後に、将来の目標や夢を叶えるための使い方です。具体的な目標があると、お金を貯めること自体が楽しくなります。

使い道の例:

  • 自立に向けた準備: 将来、一人暮らしをしたいと考えている方は、そのための引越し費用や生活必需品を揃えるための資金。
  • スキルアップのための費用: 就労移行支援や一般就労を目指す方の、職業訓練や研修費用。
  • 趣味の追求: ずっと続けていきたい趣味のための、高価な道具や用具の購入費用。

これは、少しずつでも計画的に貯めていくことが大切です。


まとめ

工賃をどのように使うか考えることは、皆さんの将来を自分自身でデザインする第一歩です。

「今日」を豊かにするお金、

「もしも」に備えるお金、

「将来」を叶えるお金。

この3つのバランスを考えながら、ご自身に合った使い方をぜひ支援者の方と一緒に考えてみてください。

もしご質問やご相談がありましたら、いつでもお気軽にお声がけください。


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