強迫性障害(OCD)でも働ける?仕事の悩みと就労支援・B型事業所について|那覇市・首里の首里カルディア
「確認がやめられない」「仕事に時間がかかる」と悩んでいませんか?
「仕事で何度も確認してしまう」
「戸締まりや作業の確認が気になって仕方がない」
「手洗いや衛生面が気になって仕事に集中できない」
「一つの作業に時間がかかりすぎてしまう」
「頭の中で同じことを何度も考えてしまう」
「仕事を始めても不安が強くなってしまう」
「周囲から『気にしすぎ』と言われるけれど、自分では止められない」
「働きたいけれど、今の自分に一般企業で働けるのか不安」
このような悩みを抱えていませんか?
もしかすると、こうした困りごとの背景に**強迫性障害(OCD)**が関係している場合があります。
強迫性障害は、本人も「そんなに気にする必要はない」と分かっていても、気になる考えが繰り返し浮かんだり、その不安を打ち消すために特定の行動を繰り返したりすることで、日常生活に支障が生じることがあります。厚生労働省の「こころの耳」でも、強迫観念や強迫行為によって日常生活に支障をきたす状態として説明されています。
しかし、
強迫性障害がある=働けない
ということではありません。
大切なのは、
「どんな場面で困っているのか」
「どのような環境なら働きやすいのか」
を整理し、自分に合った働き方を考えることです。
この記事では、強迫性障害と仕事の関係、仕事で起こりやすい困りごと、就労支援、就労継続支援B型という選択肢、そして沖縄県那覇市・首里にある首里カルディアでの取り組みについて詳しく解説します。
強迫性障害(OCD)とは?
強迫性障害は、英語では**Obsessive-Compulsive Disorder(OCD)**と呼ばれます。
大きく分けると、
強迫観念
と
強迫行為
という2つの特徴があります。
強迫観念とは?
強迫観念とは、自分では望んでいないのに、特定の考えやイメージが繰り返し頭に浮かび、強い不安や苦痛につながるものです。
例えば、
- 汚れているのではないか
- 病気になってしまうのではないか
- 鍵を閉め忘れたのではないか
- 電気を消し忘れたのではないか
- 仕事で重大なミスをしていないか
- 誰かを傷つけてしまったのではないか
- 何か悪いことが起こるのではないか
などがあります。
本人にとっては非常に現実的な不安として感じられることがあります。
強迫行為とは?
強迫行為とは、強迫観念による不安を減らしたり、打ち消したりするために、同じ行動を繰り返してしまうことです。
例えば、
- 手を何度も洗う
- 戸締まりを何度も確認する
- 電気やガスを繰り返し確認する
- 作業内容を何度も見直す
- 物の配置を何度も確認する
- 特定の手順を繰り返す
などがあります。
厚生労働省の資料でも、手洗いや確認行為など、強迫観念に伴う反復的な行動が紹介されています。
「分かっているのにやめられない」という苦しさ
強迫性障害で特徴的なのは、
「自分でもやりすぎだと思っているのに、やめることが難しい」
という点です。
例えば、
「もう確認したから大丈夫」
と思っていても、
「本当に大丈夫?」
という不安が再び出てきます。
そして、もう一度確認する。
すると一時的には安心します。
しかし、しばらくするとまた不安になります。
このような繰り返しが、日常生活や仕事に大きな時間的・精神的負担を生じさせることがあります。
強迫性障害と仕事の関係
強迫性障害の症状は、仕事の場面でもさまざまな形で現れる可能性があります。
例えば、
仕事の確認に時間がかかる
「入力間違いがないか」
「計算は合っているか」
「送信して大丈夫か」
などを何度も確認してしまう。
作業を終わらせるのが難しい
一度終わった仕事でも、
「本当にこれでいいのか?」
と不安になり、何度もやり直してしまうことがあります。
手洗いや衛生面が気になる
職場の物や共有スペースに触れることに強い不安を感じる場合があります。
遅刻につながることがある
出かける前の確認や準備に時間がかかり、予定通りに家を出られないことがあります。
集中しにくくなる
頭の中に強い不安があることで、目の前の仕事に集中しにくくなる場合があります。
強迫性障害で「仕事が続かない」と感じる理由
仕事そのものができないのではなく、
症状によって仕事に必要以上の時間やエネルギーを使ってしまう
ことがあります。
例えば、
一般的には10分で終わる作業に、
30分、1時間、それ以上かかってしまう。
すると、
「自分は仕事が遅い」
「周りに迷惑をかけている」
「自分は仕事ができない」
と感じてしまうことがあります。
しかし、ここで重要なのは、
「能力がない」とすぐに判断しないこと。
何に時間がかかっているのかを整理することが大切です。
「仕事が遅い」のではなく「確認に時間がかかっている」かもしれない
例えば、
「パソコン入力が遅い」
と思っていたとしても、
実際には、
入力そのものは問題ない。
↓
入力した文章を何度も確認している。
↓
修正を繰り返している。
↓
結果として時間がかかっている。
という場合があります。
この違いを理解するだけでも、
「自分は仕事ができない」
という考え方を少し変えるきっかけになります。
強迫性障害があっても働ける?
強迫性障害があることだけを理由に、
「働けない」と決めつける必要はありません。
一方で、症状の程度やその時の体調によって、働くことが難しい時期がある方もいます。
その場合は、
いきなり一般企業で働くことだけを目標にしない
という方法もあります。
自分の状態に合わせて、
働く準備をする
という選択肢があります。
就労継続支援B型という選択肢
就労継続支援B型は、一般企業での雇用が難しく、雇用契約に基づく就労が困難な方に対して、就労や生産活動の機会を提供する障害福祉サービスです。厚生労働省は、就労系障害福祉サービスの一つとしてB型を位置づけています。
B型では、事業所によってさまざまな作業があります。
例えば、
- 軽作業
- パソコン
- データ入力
- デザイン
- Web制作
- ものづくり
- 清掃
- 農作業
- 商品制作
- SNS関連作業
などです。
そのため、
「今すぐ一般就労するのは不安」
という方が、自分に合ったペースで作業経験を積むための選択肢の一つになります。
強迫性障害の方がB型を検討するときのポイント
強迫性障害がある方の場合、事業所選びでは「作業内容」だけを見るのではなく、
自分が安心して作業できる環境か?
という点も確認することが大切です。
例えば、
① 作業の手順が分かりやすいか
「何をすればいいのか」が明確だと、安心して取り組みやすくなります。
② 分からないときに相談できるか
一人で悩み続けず、スタッフに確認できる環境かどうか。
③ 自分に合った作業があるか
パソコン、デザイン、ものづくりなど、興味や得意を活かせる作業があるか。
④ 無理なく通えるか
通所そのものが大きな負担にならないか。
⑤ 見学・体験ができるか
実際の雰囲気を確認してから利用を検討できるか。
首里カルディアでは「どうしたらできるだろう?」を大切にしています
首里カルディアでは、
「どうしたらできるだろう?」
という考え方を大切にしています。
「できない」
で終わらせるのではなく、
「どうすれば取り組みやすくなるか?」
を一緒に考えます。
例えば、
「作業に時間がかかる」
↓
「どこに時間がかかっている?」
↓
「確認に時間がかかっている」
↓
「作業手順を整理してみよう」
というように、困りごとを細かく分解して考えます。
もちろん、強迫性障害そのものを治療する場所ではありません。
医療的な治療や診断については、医療機関に相談することが大切です。
「確認が多い」ことを責めない
強迫性障害のある方にとって、
「また確認している」
「さっき確認したでしょう」
と言われることが、本人の不安をさらに強くする場合があります。
重要なのは、
なぜ確認したくなるのか
を考えることです。
仕事では、
「どこまで確認すれば完了なのか」
という基準を明確にすることが、一つの工夫になる場合があります。
パソコン作業は「自分のペース」で取り組みやすい場合も
首里カルディアでは、パソコンを使ったさまざまな作業に取り組んでいます。
例えば、
- パソコン入力
- データ整理
- WordPress
- ホームページ制作
- Canva
- デザイン
- SNS
- AIを活用した文章作成
- 動画編集
などです。
もちろん、すべての人にパソコン作業が合うわけではありません。
しかし、
「人と話すことより、一人で集中する作業のほうが取り組みやすい」
という方にとって、選択肢の一つになることがあります。
AIを使った仕事にも挑戦できます
首里カルディアでは、AIを仕事や学習に活用することにも取り組んでいます。
例えば、
- 文章のアイデアを考える
- 情報を整理する
- SNS投稿を作る
- Web記事の構成を考える
- デザインのアイデアを出す
などです。
AIを使うことで、
「一から全部自分で考えなければならない」
という負担を減らしながら、仕事の進め方を学ぶこともできます。
ものづくりという選択肢もあります
「パソコンより手を動かすほうが好き」
という方もいるでしょう。
首里カルディアでは、
- 海レジンアート
- 3D手形・足形アート
- つまみ細工
- お守り
- その他の制作活動
などにも取り組んでいます。
自分の得意や興味を探しながら、
「自分には何が向いているのか」
を考えることができます。
強迫性障害と「完璧主義」
強迫性障害のある方の中には、
「完璧にやらなければいけない」
という気持ちが強くなり、仕事に時間がかかってしまうことがあります。
例えば、
「100点でなければ意味がない」
と考えてしまうと、
小さなミスが許せなくなります。
しかし仕事では、
「必要な品質を満たして完成させる」
ことも重要です。
「完璧にすること」と「仕事を完成させること」は、必ずしも同じではありません。
自分にとっての「十分できた」を少しずつ見つけることも、働き方を考えるうえで重要です。
「仕事で失敗したらどうしよう」という不安
強迫性障害の方に限らず、
「失敗したらどうしよう」
という不安は、多くの人が感じます。
ただ、その不安が非常に強くなり、
「何度も確認する」
「行動できなくなる」
「仕事を避ける」
といった状態になる場合には、一人で抱え込まないことが大切です。
医療機関などの専門家に相談しながら、自分に合った支援方法を考えていきましょう。
強迫性障害の治療について
強迫性障害は、精神科や心療内科などの医療機関で相談することができます。
厚生労働省は、強迫性障害について認知行動療法の治療者向けマニュアルも公開しています。
治療方法については症状や本人の状況によって異なるため、
「この方法をすれば必ず治る」
と決めつけることはできません。
気になる症状がある場合には、医師などの専門家に相談しましょう。
首里カルディアは医療機関ではありません
ここは大切なポイントです。
首里カルディアは、
強迫性障害の診断や治療を行う医療機関ではありません。
首里カルディアが行っているのは、
就労や日中活動に関する支援
です。
そのため、
「強迫性障害かもしれない」
「症状がつらい」
「治療が必要かもしれない」
という場合には、精神科・心療内科などの医療機関への相談をおすすめします。
そのうえで、
「働く準備をしたい」
「日中の活動場所がほしい」
「仕事につながるスキルを身につけたい」
という場合には、就労支援という選択肢があります。
強迫性障害の方にとって「通うこと」も一つのステップ
仕事を始める前に、
決まった時間に起きる
↓
外出する
↓
事業所へ行く
↓
作業をする
↓
休憩する
↓
一日の活動を終える
という生活を経験することも大切です。
「働く」という結果だけではなく、
働くための生活習慣をつくること
も一つのステップです。
昼食無料も通所を支える取り組み
首里カルディアでは、利用者さんに昼食を無料で提供しています。
毎日のお弁当の準備や昼食代の負担を少しでも軽減し、
「通所する」という日々の一歩を続けやすくすること
を目的としています。
「毎日のお弁当をどうしよう?」
「昼食代も気になる」
という方にとって、事業所を選ぶ際の一つの確認ポイントになるでしょう。
※昼食の提供内容・条件等については、見学・体験時にご確認ください。
「自分に合う仕事が分からない」という方へ
強迫性障害があるかどうかに関係なく、
「自分に向いている仕事が分からない」
という方は少なくありません。
だからこそ、最初から仕事を一つに決める必要はありません。
いろいろな作業を経験しながら、
「これはできる」
「これは楽しい」
「これは少し苦手」
「もう少しやってみたい」
という感覚を探していきましょう。
首里カルディアで見つける「自分の得意」
首里カルディアでは、
利用者さん一人ひとりの可能性
を大切にしています。
例えば、
パソコンが好き。
↓
Web制作をやってみる。
デザインが好き。
↓
Canvaで画像を作ってみる。
文章を書くのが好き。
↓
AIやWeb記事制作に挑戦する。
手を動かすのが好き。
↓
レジンなどのものづくりをやってみる。
このように、
好きなこと・得意なことを仕事につなげる
方法を一緒に考えます。
「働きたい」という気持ちを大切に
強迫性障害があると、
「自分は普通に働けない」
と思ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、
働き方は一つではありません。
一般企業だけが「働く場所」ではありません。
就労継続支援B型などの福祉サービスを利用しながら、仕事や社会との関わり方を考える方法もあります。
厚生労働省も、就労系障害福祉サービスを複数の選択肢として整理しています。
那覇市・首里で強迫性障害と仕事について相談したい方へ
もし、
「強迫性障害があって仕事が続かない」
「確認に時間がかかる」
「人間関係や職場環境に疲れてしまう」
「一般企業で働く前に練習したい」
「パソコンやAIの仕事をしてみたい」
「自分に合う仕事を見つけたい」
と感じているなら、一人で悩み続ける必要はありません。
まずは、
「どんなことに困っているのか」
を整理するところから始めてみませんか?
首里カルディアの考え方
首里カルディアでは、
「どうしたらできるだろう?」
を大切にしています。
できない理由を探すのではなく、
「どうすればできるようになるのか?」
を一緒に考える。
それが首里カルディアの支援です。
一人ひとりの可能性が、
地域の未来をつくる。
そんな場所を目指しています。
那覇市・首里の就労継続支援B型「首里カルディア」
首里カルディアは、沖縄県那覇市首里汀良町にある就労継続支援B型事業所です。
ゆいレール首里駅から徒歩約1分。
パソコン、AI、Web制作、デザイン、SNS、動画制作、ものづくり、軽作業など、さまざまな活動に取り組んでいます。
利用者さんには昼食を無料で提供しています。
「働きたいけれど、今は自信がない」
「自分に合う仕事を探したい」
「パソコンやAIを使った仕事をしてみたい」
「まずは事業所の雰囲気を見てみたい」
という方は、お気軽にご相談ください。
見学・体験から始めてみませんか?
利用を決める前に、
「どんな場所なのか見てみる」
ことから始めることができます。
無理に決める必要はありません。
まずは、あなたの「働きたい」を聞かせてください。
首里カルディア
〒903-0806
沖縄県那覇市首里汀良町3-30 渡嘉敷ビル2階
ゆいレール首里駅 徒歩約1分
駐車場完備
電話:098-943-7517
見学・体験・ご相談を受け付けています。
「どうしたらできるだろう?」
首里カルディアで、一緒に考えてみませんか?
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強迫性障害(OCD)があっても、症状や環境に合わせた働き方を考えることはできます。仕事で確認に時間がかかる、手洗いや衛生面が気になる、同じことを繰り返し考えてしまうなどの悩みがある場合は、医療機関への相談とあわせて、就労支援や就労継続支援B型を選択肢として検討できます。
那覇市・首里でB型事業所を探している方へ
首里カルディアでは、見学・体験を随時受け付けています。
「工賃について詳しく聞きたい」
「自分の場合はいくらくらいになる?」
「どんな作業が向いているか分からない」
「他のB型から転所したい」
「A型からB型に変更したい」
というご相談も可能です。
「まだ利用すると決めていない」という段階でも大丈夫です。
実際の作業や事業所の雰囲気を見てから、自分に合うかどうかを考えてください。
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